株式等投資

トルコリラ円をとうとう損切り、FXの損益通算に備える

以前、以下の記事でお話していたトルコリラ円の持分をとうとう処分しました。

高金利通貨FX:トルコリラ円に手を出した者の末路。FXは資産形成にはならず、基本失うのみ。筆者の過去の経験を踏まえ、FXは投資ではなく投機・ギャンブル。 特に、新興国通貨に手を出してしまった人は、早めに手を引きましょうといったお話をさせていただきます。...

トルコリラ円が13円台に戻ったのを機にケリをつけた感じです。

というわけで、本日は、

  • 高金利通貨に手を出すとこんな結果が待ってるよという戒め
  • 損失は通算できるんだっけという疑問

について、まとめてみたいと思います。

まずは損失のご報告から

こんな感じと相成りました。

2016年から保有していたポジションなので、スワップも相応に貯まっていたお蔭で?

-106,947円

でなんとか終わったという感じです。

古くはランド円、そしてトルコリラ円、あとメキシコペソ円と、高金利というFX業者の謳い文句に乗せられて取引をされている方いらっしゃいましたら、なるべく傷の浅い内に手を引くことを強くオススメします。

もしどうしてもFXをやりたいという場合は

FX自体はよく言われるとおり、投資では無く投機、ギャンブルです。

それを承知でやる分には個人の判断ですが、上述したような新興国通貨は絶対に避けドル円のような真っ当な組み合わせにしておくことを個人的にはオススメします。

ポンド円もありかもしれませんが、殺人通貨と呼ばれるだけの値動きはあるので、お金が蒸発するのを覚悟で挑むようにしましょう。

さて、損益通算のお話です

まずFXの利益についての税法上の説明です。

FXの利益は「先物取引に係る雑所得等」に当たります。

損益通算は可能ですが、上記「先物取引に係る雑所得等」の仲間内でしかできません。

損益通算:赤字の所得を他の所得から差し引くことを言います。いま話をしているFXで言えば、FXに損失を他所得の利益と相殺できるか ということになります。

 

ですので、よく問われる内容ですが、

  1. 株式の利益は「株式等に係る譲渡所得等」という区分になるため、損益通算はできません。
  2. 他の雑所得とも分離して課税されるため、公的年金等、原稿料・講演料などの雑所得とも損益通算できません。
  3. ②のとおりなので、雑所得でかつ雰囲気が似てるので一見損益通算できそうな、仮想通貨とも損益通算できません。

と、かなり厳しい区分分けになっています。

では何と損益通算できるかというと

FXの利益は「先物取引に係る雑所得等」と、上述しましたが、要は

  1. 店頭取引・取引所取引両方のFX取引
  2. 大阪取引所で売買できる日経225等の先物取引
  3. 東京金融取引所の取引所CFD(株365)取引

とは損益通算できるというわけです。

②とか③は初心者にはちょっと敷居が高いかと思いますので、一般的なケースとしては、「FXのみ」と考えておいても良い感じです。

損失の繰越はできます

そんな仲間の少ないFXですが、損益通算を行った結果、その年の控除額を上回る損失が発生した場合は、翌年以降3年間に渡り、同様に繰越控除を行うことができます。

ただこの仕組みを使うには、

  • 損失が発生した翌年以降
  • 該当期間中は取引の有無にかかわらず
  • 毎年確定申告を行う必要あり

なので、忘れないように注意が必要です。

ちなみに仮想通貨は

悲しいことに、「赤字の繰越」もできません。

仮想通貨バブルがあったせいか、仮想通貨取引は税制上とても不利な待遇を受けてる次第です。

確定申告は毎年行っています

私の場合、サラリーマンではないので、毎年確定申告を行っています。

投資に関しては、過去からの損益通算のほか、

  • 複数の証券会社間の損益通算
  • 外国株式「二重課税」分の取り戻し

などがあるので、という感じです。

一見面倒くさそうですが、最近は自宅のPCから、特別な周辺機器も必要無く、申告が行えるので、とても便利になりました。

ちょっとした手間で相応のお金が戻って来ますので、やらないのはとても勿体ないです。

まだ未体験の方はぜひ来年の確定申告の時期にチャレンジしてみましょう。

 

以上、本日はトルコリラ円の清算に絡め、損益通算や繰越のお話をさせていただきました。